マーケティング,  本の図解

無意識の可視化:マーケティング新理論『ブラックマーケティング』を図解します

今回ご紹介する本はこちら 『ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる: 中野 信子 (著) 、鳥山 正博 (著)』となります。

「買ったけど使っていない」、「欲しくないけどつい買ってしまった」そんな経験をされたことはないでしょうか?これは人間の脳が無意識の内に、外的要因の影響を受けていることが原因です。そして、この無意識の影響は脳科学によって明らかにすることができるのです。

つまり、脳科学をビジネスに応用することは、真に消費者に影響を与えたプロモーションを明らかにすることを可能にします。

今回は、脳科学をマーケティングに応用することが、そのようなイノベーションを生み出すか図解していきたいと思います。

【今回のテーマ】
 ①脳科学で見えるもの
 ②脳科学で変わること

①脳科学で見えるもの

脳科学によって、『感情』が見えるようになります。これによりプロモーション施策に対する消費者の反応を、スタッフの感覚のような定性的な評価から、脳波の様な定量的な指標で測定できるようになります。

脳科学では『遺伝子』に関する研究結果が存在し、遺伝子構造と意思決定が関係することがわかっています。またこの遺伝子構造は国ごとに傾向があるようです。

これは国際マーケティングの領域において、文化という、定性的でわかりにくい基準で判断されきた販売戦略を、遺伝子構造という定量的で扱いやすい基準で判断することを可能します。

これらの評価基準の定量化は店舗レベルの販売施策や国際マーケティングをフレームワーク化できる可能性を秘めています。

②脳科学で変わること

過去、マーケティングの領域は、顧客行動をデジタル技術によって可視化することによって、新たなマーケティング手法を生み出してきました。

これと同じように、顧客の感情や遺伝子構造を脳科学によって可視化することが新たなマーケティング手法を生み出す可能性高いのではないのでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょか。まとめると次の通りです。

①脳科学で見えるもの
感情や遺伝子など、無意識の内に顧客行動に影響を与えている要素を可視化できます。

②脳科学で変わること
テクノロジーによって新たなマーケティング手法が生み出されたように、脳科学が新たなマーケティング手法が生み出す可能性は高いのではないでしょうか?

マーケティングに従事する人間であれば、新たなマーケティング手法に備えて準備する必要があります。本書では、マーケターがどのような準備を進めればよいのか?具体的な課題が明示されています。興味がある方は是非本を購入してみてください(下記画像からAmazonページへ遷移することができます)。

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