未来の生き方を売る『戦略の創造学』を図解します
今回ご紹介する本はこちら『戦略の創造学―ドラッカーで気づき デザイン思考で創造し ポーターで戦略を実行する:山脇 秀樹 (著)』となります。
ドラッガー、デザイン思考、ポーターの基本戦略、3つの独立した知識を体系的に活用することでどのような未来を描くことができるのか、図解していきたいと思います。
【テーマ】
①次の価値観
②物語を売る
③何に投資すべきか

本ブログではビジネス書の内容を自分の理解・意見を交えながら図解してきます。
実際の本の内容とは異なる点もあるかと思いますが、そういう見方もあるか!くらいの感覚でお楽しみください。
①次の価値観

様々な外的要因の影響を受けて顧客の価値観は変化していきます。会社の販売戦略を決定するうえで、外的要因の変化から、顧客の興味・関心がどのように変化していくのかを早期に発見することが重要となります。
②物語を売る

価値観が変化した新しい世界で、顧客がどのような痛みを抱えるのか?顧客に感情移入する(顧客と同じ目線に立つ)ことで、次の課題を予想し、それを解決する新しい商品を創造します。
その商品を利用することで、顧客の課題が次々に解決されていく、ストレスの無い、夢の様な物語に共感し顧客は商品を購入するのです。
③何に投資すべきか

売上を伸ばしていくために、なにに投資をするべきか。それは、競合の有無によって変わっていきます。
競合がいる状態とは、同じ顧客を取り合っている状態です。この時、顧客の購買基準は『金額』が中心になります。つまり、より安い商品・サービスを選択します。その為、競合がいる場合には、プロセスの改善、原価削減 など、コスト削減に投資することで、他社より金額を下げて顧客数を増やしていく戦略を取ります。
一方で差別化が出来ている状態だと、顧客の取り合いは起きません。この時、金額を下げても売り上げの増加には効果的ではありません。新たな機能の拡充など、より高度な商品・サービスを開発に投資することで、追加の費用を請求できるようにしていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
未来の価値観の変化を察知し、顧客が次に感じる痛みが何かを予想し続けることが重要ということでした。では、次の未来を予想する為に、具体的には何をすれば良いのか?本書ではその手法について書かれていますので、興味がある方は是非購入してみてください(以下の画像からAmazonページに遷移できます)。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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