STORY:関係性に着目した要点整理『頭のよさとは「説明力」だ 』を図解します
今回ご紹介する本はこちら、『頭のよさとは「説明力」だ: 齋藤 孝 (著) 』となります。
頭の良い説明とは、少ない情報量で聞き手が理解できる説明です。なぜなら、人に説明をするときには相手と状況(雑談、発表など)が存在し、それは毎回異なります。ほとんどの場合、説明をしたい内容に対して、与えられた時間・聞き手が記憶できる容量は少ないものです。
だからこそ、シチュエーションに合わせて瞬時に要点をまとめるスキルが、頭の良さを感じさせる説明力なのです。
今回は、この要点のまとめ方を以下のテーマで図解していきたいと思います。
【今回のテーマ】
①伝わる要点の作り方
②伝わる要点の削り方
③聞き手の知識を活用する

本ブログではビジネス書の内容を自分の理解・意見を交えながら図解してきます。
実際の本の内容とは異なる点もあるかと思いますが、そういう見方もあるか!くらいの感覚でお楽しみください。
①伝わる要点の作り方
要点をまとめる = 情報を絞ることです。しかし、情報を削りすぎると、伝えたいことが伝わりなくなってしまいます。情報を削るにしても、要点を説明するために過不足が無い情報量を確保する必要があります。

②伝わる要点の削り方
要点をまとめていくと、話の大筋が見えてくるようになります。話の大筋と要点を比べたときに、省略しても話の大筋が伝わる要点であれば削ります。

③聞き手の知識を活用する
伝えたいことの一部を聞き手が知っているときは、その知識を活用し、伝える情報量を削減します。例えば、聞き手が桃太郎の話を知らずとも、構造が近い話(例えば、違う鬼退治の話である一寸法師など)を知っている場合があります。その場合、聞き手が知っている話との違いを説明することで、更に説明する情報量を削減することができます。

まとめ
いかがでしたでしょうか。まとめると以下の通りです。
①伝わる要点の作り方
要素間の関係性に着目し、要点を説明するのに必要最低限な塊を作る
②伝わる要点の削り方
要点から話の大筋を作り、説明必須の塊に絞る
③聞き手の知識を活用する
構造が近い話を例に挙げ、違いを説明することで説明量を削る
要点をまとめるスピードを上げるには、トレーニングが必要になります。トレーニング手法については本書にてたくさんの事例が紹介されてますので是非読んでみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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