リサーチはSTEP!『外資系コンサルのリサーチ技法』を図解します
今回ご紹介する本はこちら、『外資系コンサルのリサーチ技法―事象を観察し本質を見抜くスキル:アクセンチュア 製造・流通本部 一般消費財業界グループ (著), 宮尾 大志 (著)』となります。
早速ですが、下の画像を見てみてください。

このように、何か判断をするときには、問題の全体像をとらえる必要があります。これはリサーチに関しても同じです。
しかし、アンケートの実施、データの購入など、詳細な調査にはお金も時間もかかります。問題の全領域を詳細に調査するのは非効率です。
今回は、効率的にリサーチを進める為に必要な、全体像を把握し、詳細な調査は必要最小限に絞るアプローチを以下のテーマで図解していきます。
【今回のテーマ】
①アプローチはStep By Stepに
②アプローチ違いによる結果の違い
本ブログではビジネス書の内容を自分の理解・意見を交えながら図解してきます。
実際の本の内容とは異なる点もあるかと思いますが、そういう見方もあるか!くらいの感覚でお楽しみください。
①アプローチはStep By Stepに
リサーチは、企画のステージ(検討状況)に応じて段階的に進めます。
直観的に『これが答えだ!』というものがあったとしても、いきなり詳細な調査を行うのではなく、全体像の把握→仮説立案→数字による裏付けと、を追って進めていきます。

②アプローチ違いによる結果の違い
段階的に調査を進めると、獲得できる情報は次のように変わります。

冒頭のクイズのように、全体像の見えない調査では、 次のアクションを決めることは出来ません。
調査の簡単な基礎情報を使って、ぼんやりとでも良いので 全体像の把握をすることが重要です。

まとめ
いかがでしたでしょうか。まとめると以下の通りです。
効率の良いリサーチは、
・簡単に収集可能な基礎情報で全体像を把握する
・基礎情報から、詳細調査する方向性のあたりをつける
・詳細に調査を行う
と段階的に進める。
本中では、リサーチ手順を事例を使って解説されており、より具体的にイメージできると思います。是非購入して読んでみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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