マーケティングの基本を習得できる!『ドリルを売るには穴を売れ』を図解します。
今回はこの本、『ドリルを売るには穴を売れ』を図解していきます。
皆さんは急に上司から「マーケティングやって!」といわれて何をしますか?
メールマガジンを送ってみたり、広告をうってみたり、、、
普段目にされているようことをイメージされますよね。
もちろんそれもマーケティングの一部ですが、その前にやるべきことがあります。
今回はそんなマーケティング初心者の方に抑えておいてほしい2つの基本
①戦略:お客様はなぜこの商品を買う理由、ベネフィットとは?
②戦術:マーケティングとはこの4つの活動を指す!基本の4Pとは?
この2つを学んでいきたいと思います。
①戦略:お客様はなぜこの商品を買う理由、ベネフィットとは?
マーケティングはまず、お客さんがなぜ商品を購入するのか?これをイメージするところから始めます。

『ベネフィット』とは商品を購入する目的、つまり、商品を購入してられる素敵な未来を指します。
本のタイトルにもある通り、ドリルを必要としている人は、ドリルそのものが欲しいわけではなく、ドリルで得られる穴(もっと言うと穴を使って作る何か)が欲しいのです。
では、穴があけれられればなんでも良いのか?それは違います。
穴をあけるにも、
・寸分狂わず正確な穴を開けたいのか? (高性能)
・オリジナリティのある穴をあけたいのか?(オーダーメイド)
・とにかく安く穴をあけたいのか? (価格)
その人の穴をあける目的によって違ってきます。
当然、目的によって使用するドリルも違ってきます。
この3つすべてを叶えられるドリルがあれば理想ですが、全ての要望を同時に叶えることは困難です。
(例えば、高性能にすれば当然価格は高騰しますよね)
ではどうするのか?
絞るのです。
それが、『ターゲティング』と『差別化』です。
差別化では自社強みを生かし、商品に特徴を与えていきます。
独自の仕入れルートや大量生産の工場を持っていれば、価格が強みになります。
ドリルに関する特許を持っていれば性能が強みになります。
そうやって、自社の強みと照らし合わせ、商品の特徴を決めていきます。
ターゲティングでは買ってほしいお客様を絞っていきます。
お客様には達成したい目的、逆に言うと、ドリルが無いと解決できない困りごとがあるわけです。
自社の製品とマッチする困りごとを見つけ、その困りごとを持ったお客様をターゲットにしていくわけです。
『ベネフィット』、『差別化』、『ターゲティング』をしていくことが戦略を決めることになっていきます。
②戦術:マーケティングとはこの4つの活動を指す!基本の4Pとは?
戦略がきまれば戦術は簡単です。
戦略で定めた『ベネフィット』、『差別化』、『ターゲティング』通りに、
商品(Product)
価格(Price)
販路(Place)
宣伝(Promotion)
この3つのやり方を定め実行していきます。

マーケティング全体の流れをまとめるとこうなります。

以上がこの本の内容になります。
本ではこの内容が、もっと具体的な例を交えながらストーリー仕立てで語られていきます。
本が苦手な方でも読みやすい内容になっておりますので、ぜひ読んでみてください!

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