売上と数で見つけるモチベーション『「数字指向」のマーケティング 』を図解します
普段のお仕事の中で、「で、これをやると売上は具体的にいくら上がるの?」上司からのそんな質問に困らされる方、とても多いのではないのでしょうか。
今回は、「売上と数で見つけるモチベーション」と題して、「数学思考」のマーケティングを読むうえで重要な、なぜ上司は「売上」と「数値」にこだわるのか?を図解していきます。
※今回は本を読むうえでの前提知識の図解です。
本と一致しない内容を多分に含みます
【テーマ】
① 説明に売上を求める背景
② なんで「売上」と「数」なの?
本ブログではビジネス書の内容を自分の理解・意見を交えながら図解してきます。
実際の本の内容とは異なる点もあるかと思いますが、そういう見方もあるか!くらいの感覚でお楽しみください。
①説明に売上を求める背景
まずは皆さん次の2つの画像を見比べてください。
もし店頭にこのポスターが貼られているとして、どちらポスターが魅力的だと思いますか?

多くの方は、右のポスターを選ばれたと思います。
この2つのポスター、実は同じことを言っているのですが、なぜ右を選んでしまうのか?
それは、右のポスターの方が聞き手の興味・関心を捉えた表現を使っているからです。

会社組織でも同じことが言えます。
上司と部下、それぞれ会社から与えられる役割は異なります。
【会社での役割】
部下:現場運営
上司:会社経営
上司は会社経営を担う立場ですので、売上を求めるわけです。
そんな上司に現場運営の話をするのは、カレーを食べたいと思っている人に成分や原価の話をするくらい違和感のある説明になっているということです。
人に説明をするときは、相手の興味・関心に合わせた表現を使わないと、伝わらないということです。
②なんで「売上」と「数」なの?
それは「売上」と「数」を突き詰めることが、仕事の価値につながるからです。
売上は、顧客が存在し、顧客の商品ニーズを満たすことではじめて生まれます。
売上を上げるという行為は、すなわち多くの顧客に自分の仕事を認めてもらうことにつながります。
例えば、新商品を開発するときに、顧客がいない方向に進んでしまったらどうなるか? せっかくの努力が報われない(仕事が無価値になる=売上が0円)かもしれません。
しかし、顧客がいる方向に進めていれば、仕事の価値(=売上)が生まれます。
つまり、あなたの努力が世の中に認められたということです。
どうせなら、世の中に認められる仕事、価値のある仕事をした方がモチベーションにつながりませんか?
売上と数は、自分の仕事が世の中に認められている!その根拠になるのです。

まとめ
①説明に売上を求める背景
聞き手の興味・関心に合わせた表現を使って説明をする。
会社の上司であれば、売上に絡めた表現を使う。
② なんで「売上」と「数」なの?
売上 = 顧客のニーズを満たした結果
売上×数は、自分の仕事の価値を測る根拠になる。
自分の仕事がどれだけ世の中に貢献しているかを認識しモチベーションにする。
いかがでしたでしょうか。今回は本を読むうえでの前提知識の図解となります。
本投稿に共感いただけたマーケティング担当の方は、以下の本を読んでいただくことで、マーケティング施策と売上の実践的な絡め方を習得できますので是非読んでみて下さい。
特に、マルケトのMAを導入されたばかりの方にはオススメです。
マルケトのMAを前提に置いた内容となっており、この本を読めばツールをより本質的に使いこなせるようになると思います。

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