『売ってはいけない 売らなくても儲かる仕組みを科学する』を図解します
今回は、価格競争に巻き込まれない為に、自社がとるべき戦略は何なのか?
『売ってはいけない 売らなくても儲かる仕組みを科学する』を図解していきます。
【テーマ】
①大量販売の限界
②ニッチを狙う
本ブログではビジネス書の内容を自分の理解・意見を交えながら図解してきます。
実際の本の内容とは異なる点もあるかと思いますが、そういう見方もあるか!くらいの感覚でお楽しみください。
①大量販売の限界
価格競争は、常に市場の最安値を維持しなければならない。
価格を基準に購入の判断をする顧客は、簡単に他社に乗り換えてしまうからだ。

しかし、値下げをしたうえで、これまで通りの売上を上げようと思ったら、
今まで以上に大量の顧客に商品を販売しなければならない。

また、価格と品質はトレードオフの関係にある。
価格を下げることは、品質を下げることにつながる。
なぜなら、価格を下げれば赤字のリスクがある。
赤字になれば原価を下げなければならず、同じ品質を維持できなくなる。
結果、品質が顧客の要求を下回った場合に、顧客は離れていってしまう。
価格競争に巻き込まれてしまうと、大量販売が必要であることにも関わらず、最終的には自らターゲットの母数を減らしてしまう。

②ニッチを狙う
価格競争に巻き込まれる大きな要因は、売上重視の戦略にある。
売上拡大の為に、幅広い層をターゲットとする必要がある。
価格重視の顧客がターゲットに含まれる為、低価格が求められる。
市場の最安値に合わせ、必要最低限の機能を備えた万人受けする商品が出来上がる。
そういった商品は、模倣が容易で価格競争に巻き込まれやすい。
販売戦略を利益重視に切り替える。
価格重視の顧客は除外し、品質重視の顧客をターゲットにする。
通好みのニッチな商品を開発し、品質に合わせた適正な価格とすれば、必ず利益が上がる。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
本のタイトルをまとめると以下の通り。
売ってはいけない
→売上拡大を狙い、ターゲット顧客をむやみに広げてはいけない
売らなくても儲かる
→品質から適正な価格設定をすれば、ニッチな市場でも利益が上がる(儲かる)
ということでした。
本の中では、より具体的な手順が書かれているので、興味のある方は是非読んでください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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