共創時代のマーケティング『サブスクリプション・マーケティング』を図解します
最近サブスクリプションという言葉をよく聞くようになりました。
今回は、このサブスクリプションによって、世の中だどう変わるのか?マーケティング視点で図解をしていきたいと思います。
【今回のテーマ】
①LTVから見る、マーケティングの変化
②共創マーケティング
今回参考にさせていただいた本は、『サブスクリプション・マーケティング――モノが売れない時代の顧客との関わり方』となります。
本ブログではビジネス書の内容を自分の理解・意見を交えながら図解してきます。
実際の本の内容とは異なる点もあるかと思いますが、そういう見方もあるか!くらいの感覚でお楽しみください。
①LTVから見る、マーケティングの変化
ビジネスモデルがサブスクリプションにどのようにLTVが変わるのか?
まず初めに、LTVを補足しておきます。
LTVとは顧客生涯価値といい、特定の期間内、1人の顧客が、特定の企業に対し、どれだけの利益をもたらしたのかを表す指標です。
所有時代のプロダクト販売型のビジネスモデルでは、見込顧客が顧客化する際に大きなLTVが上がります。
なので、マーケティングは見込顧客の顧客化が重視されてきました。
一方、サブスクリプション型のビジネスモデルでも、見込顧客が顧客する際にLTVが上がる点では同じですが、契約期間の長さに比例してLTVが大きくなる特徴があります。
なので、マーケティングの役割は、既存顧客に契約を継続してもらえるような施策に変化しました。これにより、企業と顧客が接する時間も長くなりました。

②共創マーケティング
では継続率を高める為に何をすれば良いか。
それは、月額以上の商品価値を提供し続けることです。
毎月支払う金額よりも、その商品を利用していたほうが得だと(むしろ、わざわざ解約するのが面倒だと)感じていれば解約する理由はありません。

その為には、商品をブラッシュアップし続ける必要があります。
その時に重要な考え方が『顧客との共創』です。
共創とは、顧客と対等な立場で議論することで、顧客と共に商品価値を生み出していく戦略を指します。
顧客の声をダイレクトに商品に反映することで、顧客にとってより価値のある商品を生み出すことにつながります。
マーケティング活動は、共創の為に既存顧客の声(要望)をいかにして収集していくかが課題になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マーケティングの変化をまとめると次の通りとなります。

本の中では、マーケティングの具体的なアクションプランも記載されておりますので、実際にサブスクリプション・マーケティングをやってみたい!という方は是非読んでみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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